労働法批判

労働法批判
  • 『労働法批判』
  • アラン・シュピオ 著、宇城輝人 訳
  • ナカニシヤ出版
  • 2022.7
  • ISBN: 9784779516740
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

法の地平に労働が姿を現すとき
広大な人間的営みのなかに「労働」をとらえなおし、労働法の理路と未来を明らかにするアラン・シュピオの主著
「労働法の未来にとってただひとつ確実なのは、わたしたちはそれを完全になしですますわけにはいかないということである。……そのような仕組みがなければ、資本主義経済は、社会的暴力、環境破壊、金融破綻のかたちをとる破局的な限界に直面せざるをえない。」
(本文より)

●著者紹介
アラン・シュピオ Alain Supiot
1949年生まれ。ナント大学教授をへて、2012年から19年までコレージュ・ド・フランス教授を務めた。現在は名誉教授。邦訳書に『法的人間 ホモ・ジュリディクス』(勁草書房)、『フィラデルフィアの精神』(勁草書房)がある。

【訳者】
宇城輝人 
関西大学社会学部教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。社会学・社会思想史専攻。
第三版へのまえがき
カドリッジ版へのまえがき
  --「制御」批判、またはグローバリゼーションに提訴された労働法
予備的考察
 序論 労働を問う
 準備章 契約と身分のあいだ
       --ヨーロッパの労働関係を俯瞰する
      1 ふたつの文化
      2 契約に身分を組み込む
      3 新たな不均衡
第一部 人と物
 第一章 労働、法の目的
      1 物の効力ーー「財産」としての労働
      2 身体と財産ーー労働契約のあいまいな目的
 第二章 労働者、法の主体
      1 セキュリティ
      2 アイデンティティ
第二部 従属と自由
 第三章 集団的なものの発明
      1 自発的服従のアポリア
      2 集団的なものの道
 第四章 企業の文明化
      1 企業のなかの自由
      2 企業の権利
第三部 法的なものと基準的なもの
 第五章 法律を裁判にかける
      1 労働における合法性
      2 法化批判
      3 基準の誘惑
 第六章 さまざまな基準の形態
      1 技術基準ーー労働法と欧州共同体法における基準化
      2 行動基準ーー「人的資源」の基準化
      3 経営管理基準
結論

人名訳注
訳者の覚書き
索引

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