
- 『近代日本メディア史 2』
- 吉川弘文館
- 2023.9
- ISBN: 9784642039284
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月10日取得)
-- 近代日本メディア史 2 | 楽天ブックス関東大震災後、朝日・毎日両新聞社が寡占体制となる。ラジオ放送の開始、国家総動員体制とメディアの協働関係、敗戦からテレビ放送浸透へ…。活版印刷が消えてインターネットが始まった現代までの歴史を明らかにする。
朝日・毎日両新聞社の寡占体制の成立(朝日新聞社・毎日新聞社の大企業化/新聞労働運動弾圧と新聞紙の「二重の自殺」/関東大震災後の大販売拡張戦と新聞「淘汰」/『時事新報』非売/『東京朝日新聞』『東京日日新聞』二紙寡占の成立)/ラジオ放送の形成(無線電話か放送か/アマチュア無線家たちの期待/「放送用私設無線電話」の成立と「放送」への傾斜/放送番組編成への統制/ラジオ放送認識と課税問題/全国放送網形成と日本放送協会/国家イベントと放送/コラム 一九三〇年代末新聞・ラジオ普及率)以下細目略/「君国に忠」のメディアと満洲事変/国家総動員体制のなかのメディア/新聞新体制と新聞の国家的使命感/敗戦と占領/「自由で責任あるメディア」の形成/戦後放送制度の成立と民間放送・テレビ/メディアと消費社会/画期としての現代