昭和歌謡と人文学の季節

昭和歌謡と人文学の季節
  • 『昭和歌謡と人文学の季節』
  • 井口貢 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.5
  • ISBN: 9784779517365
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月19日取得)

昭和の大衆歌がもっていた豊かな知ーー
美空ひばり、グループ・サウンズ、さだまさし、桑田佳祐……
昭和の大衆歌の豊かなメッセージを掘り起こし、
今日の歌から失われた教養と公共性の意味を問う。
●著者紹介
井口貢(いぐち・みつぐ)
滋賀県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了。岡崎女子短期大学助教授,岐阜女子大学文学部助教授,京都橘女子大学文化政策学部教授を経て同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授。文化政策学・文化経済学専攻。
著作:『深堀り観光のススメ』(ナカニシヤ出版,2021年),『反・観光学』(ナカニシヤ出版,2018年),『くらしのなかの文化・芸術・観光』(法律文化社,2014年),『まちづくり・観光と地域文化の創造』(学文社,2005年),『文化経済学の視座と地域再創造の諸相』(学文社,1998年),他。
序章 音楽と文学とリベラルアーツの昭和時代
 1 GSとフォーク世代の最初の音楽
 2 リベラルアーツへの導きとフォークソング
 3 プロテストソング、人文知、リベラルアーツ
 4 「四畳半フォーク」を経て「ユーミン」へ
 5 “偏愛”的昭和歌謡と人文知
 付記
1章 リベラルアーツを独り愉しむ
 1 「一般教養」科目とリベラルアーツ
 2 大衆文化もリベラルアーツに寄与しうるということ
 3 「1+1=2」を強いることとリベラルアーツとの差異
 4 ファストな教養
 5 ノブレス・オブリージュ
2章 くらしの中のリベラルアーツ
    --「公的な字引」と「私的な字引」--
 1 リベラルアーツを身近なものに
 2 「詞」にこだわる
 3 「公的な字引」と「私的な字引」
 4 美空ひばりと私たち
 珈琲休息1 カレッジ・フォーク考
3章 学都と呼ばれるまち、そこでは「空も飛べるはず」!
    --高山と松本、そして金沢ーー
 1 卒業という季節に
 2 「白線流し」の映像化
 3 二〇二二年(令和四)、松本・夏
 珈琲休息2 「東京(中央)」と「地方」 
4章 文芸と歌謡曲、あるいは詩と詞
 1 詩と詞のなかに観る風景
 2 さだまさしが立つ風景
5章 海を感じる時
 1 風景と歌(唄)
 2 作品としての『海を感じる時』
    --中沢けいと小椋佳、そして五十嵐麻利江ーー
 3 鎌倉と海
 珈琲休息3 海と淡海をみつめて
終章 二〇二二年八月十五日
 1 七十七回目の終戦記念の日に
 2 果たして戦争は終わったのか? 
永いあとがき
 索引(曲名・アルバム名)
 索引(アーティスト名・グループ名)

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