- 『Liberty2.0 : 自由論のバージョン・アップはありうるのか?』
- 弘文堂
- 2023.2
- ISBN: 9784335359347
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月20日取得)
-- Liberty 2.0 | 楽天ブックスデジタル時代の「自由」を追究する
自由(リバティ)とは何か。どんなに行動を誘導(ナッジ)されても、たとえプラットフォームにプライバシーを握られていても、あるいは脳がコンピュータと繋がっても、そこに「自由」はあるのか。ベーシックインカムを実施すれば人は「自由」になれるのか。「自由」と民主主義の関係は盤石なのかー。社会そのもののあり方を変えかねないテクノロジーやその適用事例、およびさまざまな今日的イシューを題材に、動揺を強いられているかのように見える「自由」概念のゆくえを展望し、そのバージョン・アップの可能性を探る。
序章:自由論の錯綜:Liberty 1.0の状況〔駒村圭吾〕
ナッジ:自由を保障する公共政策の技法・思想・実装〔瑞慶山広大〕
ゲーミフィケーション:社会に埋め込まれた「ゲーム」は自由のあり方をどう変えるか?〔井上明人〕
AI:人工知能についての二種類の批判とそれらの技術的・規範的な議論への含意〔西村友海〕
オートノミー:生き物の自由と、社会ー技術システムを作る自由〔河島茂生〕
ニューロサイエンス:ブレイン・マシン・インターフェースの近未来と神経法学〔小久保智淳〕
プライバシー:プライバシー1.0、2.0、3.0、そしてその先のプライバシー〔成原 慧〕
ポスト・トゥルース:陰謀論の時代における「リアル」な政治を求めて〔水谷瑛嗣郎〕
ベーシック・インカム:正義・自由・尊厳〔宇佐美誠〕
デモクラシー:「自由×民主主義」の融解?〔吉田 徹〕
終章:自由論のゆくえ〔駒村圭吾〕
*序章と終章を除く各章末に、執筆者全員による「Discussion」を収録