ヒトは〈家畜化〉して進化した

ヒトは〈家畜化〉して進化した
  • 『ヒトは〈家畜化〉して進化した : 私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』
  • ブライアン・ヘア, ヴァネッサ・ウッズ 著、藤原多伽夫 訳
  • 白揚社
  • 2022.6
  • ISBN: 9784826902397
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

ヒトは「自己家畜化」によって友好的になり、見知らぬ人とも協力できるよう進化した。相手の心を思いやり、仲間と技術や文化を共有できたおかげでヒトは繁栄し、他の人類が絶滅しても生きのびることができた。しかし、その友好性には負の側面もある。ヒトは自分の集団が他集団に脅かされたと感じると、相手を「非人間化」し、残虐な行為をするようになるのだ。なぜヒトは地球上で最も寛容であると同時に、最も残酷な種になったのか?自己家畜化仮説を軸に、ヒトの進化と本性の深奥に斬り込む。

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