
- 『人種主義の歴史』
- 岩波書店
- 2022.5
- ISBN: 9784004319306
- 岩波新書 新赤版 ; 1930
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月12日取得)
-- 人種主義の歴史 | 楽天ブックス「人種」という根拠なき考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)は、ナショナリズム、植民地主義、反ユダヤ主義等と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチや黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座から捉える入門書。
序章 人種主義を問う
第一章 「他者」との遭遇ーーアメリカ世界からアフリカへ
第1節 大航海時代
第2節 ノアの呪いーー黒人蔑視の淵源
第二章 啓蒙の時代ーー平等と不平等の揺らぎ
第1節 人間を分類する
第2節 思想家たちと奴隷/奴隷制
第三章 科学と大衆化の一九世紀ーー可視化される「優劣」
第1節 人間の探究と言語学
第2節 人種の理論書
第3節 優劣を判定する科学
第四章 ナショナリズムの時代ーー顕在化する差異と差別
第1節 諸科学の叢生
第2節 国民国家の形成と人種
第3節 新らたな視角ーー黄禍論、イスラーム、反ユダヤ主義
第五章 戦争の二〇世紀に
第1節 植民地支配とその惨禍
第2節 ナチズム下の人種政策
第3節 逆転の位相
終章 再生産される人種主義
あとがき
主要参考文献/図版出典一覧