逆境の中の尊厳概念

逆境の中の尊厳概念
  • 『逆境の中の尊厳概念 : 困難な時代の人権』
  • セイラ・ベンハビブ 著、加藤泰史 監訳、岩佐宣明, 宇佐美公生, ギブソン松井佳子, 小林道太郎, 庄司信, 高木駿, 高畑祐人, 徳地真弥, 馬場智一 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.11
  • ISBN: 9784588011603
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1160
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月22日取得)

人権の哲学と人権の政治学とともに人間の尊厳を問う。討議倫理学とコミュニケーション的合理性において人権を体系的に説明し、「権利を持つ権利」を主張するアーレントや、アドルノ、ホルクハイマー、シュミットらの思想史的考察とともに、「民主主義的反復」や「法生成性」を展開させる。主権、シティズンシップ、ジェノサイド、反ユダヤ主義、国民国家の危機、「スカーフ事件」など現在もなお紛糾する諸問題を論じて、幻想なきコスモポリタニズムを目指す。
序文
謝辞
第一章 序論
──幻想なきコスモポリタニズム
第二章 『啓蒙の弁証法』から『全体主義の起原』へ
──アーレントと共存するアドルノとホルクハイマー
第三章 全体主義の影の中の国際法と人間の複数性
──ハンナ・アーレントとラファエル・レムキン
第四章 もう一つの普遍主義
──人権の統一性と多様性
第五章 民主主義に対する人権は存在するか
──介入主義と無関心を越えて
第六章 主権の黄昏、あるいはコスモポリタン的規範の出現?
──不安定な時代におけるシティズンシップを再考する
第七章 国境を超えた権利要求
──国際的な人権と民主主義的な主権
第八章 民主主義的排除と民主主義的反復
──正当なメンバーシップとコスモポリタン的連邦主義のジレンマ
第九章 政治神学の回帰
──フランス、ドイツ、トルコにおける比較憲法学的観点から考察したスカーフ事件
第十章 私たちの時代のユートピアとディストピア
セイラ・ベンハビブの政治哲学について──監訳者後書き
索引

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