賃金の日本史

  • 『賃金の日本史 : 仕事と暮らしの一五〇〇年』
  • 高島正憲 著
  • 吉川弘文館
  • 2023.9
  • ISBN: 9784642059756
  • 歴史文化ライブラリー ; 575
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月9日取得)

昔の人びとは、どんな仕事でどれほどの給与を得て、生活水準はどの程度だったのか。賃金額はどう決められ、その背景にある社会はどう変化していったのか。正倉院に保管された日本最古の賃金記録から、明治時代の職人の収入までの記録・史料を博捜し、推計値を導き出す過程を丹念に解説。1500年にわたる日本の賃金史を、数字とデータで読み解く。
歴史にあらわれた賃金ープロローグ/古代 日本の賃金のはじまり(神話と貨幣/古代の労働者たち/律令官人の仕事と生活/古代の格差/銭の使い方)/中世 職人の誕生とその時代(浸透する銭貨/職人の時代/中世職人の賃金)/近世 都市化の進展と職業の多様化(近世都市の労働者たち/都市に生まれた職業/災害と賃金/賃金に関係するもの/長期の賃金を概観する/新しい賃金史研究)/近代へ(変化する職人たち/工業化のなかで)/近代の職人はどのように描かれたのかーエピローグ

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